2008.04.21 Mon
MacBook Air にデザインされたメッセージ

調べてみると,VCCI(情報処理装置等電波障害自主規制)に関するものだった.つまり,あらゆる電子機器は電磁波を発し互いに干渉する可能性があるため,一定の基準を設けて妨害電波の自主規制がなされている.その規制に適合していることを示すメッセージだったのだ.ユーザマニュアルの最後にも必ず書かれている.
This device complies with part 15 of the FCC rules.
Operation is subject to the following two conditions:
(1) This device may not cause harmful interference, and
(2) this device must accept any interference received,
including interference that may cause undesired operation.
メッセージはとても堅苦しいものだが,Apple はそうしたものまでデザインの一部として表現している.一見すると,そんなことが書かれているとは思わせない,そこに感心させられる.

そして,メッセージの末尾には,Apple Inc. がしっかりと謳われている.こうした丁寧な作り込みのひとつひとつが,Apple 製品の愛着につながるというわけだ.
ところで,MacBook Pro に目をやると,MacBook Air とは対照的にメッセージがとても短い.Pro はスペシャルなのだろうか?

規制に関することなのでそんなはずはないと思いバッテリを取り外してみると,やはりしっかりと刻まれていた.

なるほど,MacBook Air はバッテリを内蔵しているため,Pro のように忍ばせておくことができなかったのだろう.
そこで,MacBook Air のデザイナが導いた解決策.それは,メッセージを薄めのグレーにしボディにかぎりなく溶け込ませる,きっとそうだったに違いない.
その証拠に,Pro の文字は Air より明らかに濃いものとなっている.もちろん勝手な推測だけれども...
Apple の「ものづくり」に対する姿勢には本当に感心させられるばかりだ.
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