2008.02.29 Fri
iPhone はプラットフォーム
3月6日に開催予定の「sofware road map」イベントにおいて,iPhone の SDK がついに明かされる.
Goldman Sachs が開催した Technology Investment Symposium において, Apple の Timothy Cook 氏は,iPhone の目標(販売台数1000万)について「確たる自身がある(really good confidence)」と述べたそうだ.

Timothy Cook 氏の考える iPhone とは,プロダクトではなく「プラットフォーム」であり,SDK はそのプラットフォームをさらに押し広げるものであるということ.さらに,SIM アンロックの問題は,少なからずそうしたハッキングが存在するのは事実であり,たいしたことではないと主張する.
ハッキングに対しては,ソフトウェアなどで対策を講じているものの,iPhone をより多くの国々で提供することは我々の望むところでもある,とも述べている.
* * *
なるほどそういうことだったのか.これまで, iPhone は Apple ブランドの携帯端末という捉え方をしていたが,どうやらこれは考え直さなければならない.Apple は,さらに先の「モバイルフォンプラットフォーム」を目指していたのだ.
コンピュータの世界では,Mac,Windows,Linux など多様なプラットフォームが存在し,優れたソフトウェアが次々と生み出されている.Mac であれば, Safari ,Mail,iTunes といったソフトウェアがそう.我々は,優れたソフトウェアを知らず知らずのうちに享受し,コンピュータをより便利な道具として活用しているのだ.
では,ソフトウェアはどのようにして生まれるのか.もちろんそれは,開発環境 SDK ということになる.Mac であれば Xcode がそれにあたる.Mac でお目にかかるあらゆるソフトは,このような開発環境によって生み出されている.
おそらく Apple は,この考えをそっくり携帯電話に置き換えようとしているのだろう. iPhone というプラットフォームはすでに準備したので,次に iPhone 用の開発環境を提供する. これによって,プラットフォームそのものの価値が格段に高まり,競合に対してもアドバンテージとなる.
どんなに優れたハードウェア(携帯端末)であっても,その上で動くソフトウェアやサービスの質が低ければ,道具としての価値は見いだせない.この逆も然りである.市場には,こんな製品が溢れんばかりである.
Apple に期待したいのは,この混沌とした世界に新しい風を吹き込むことだ.
参考記事:
iPhone Atlas 「Apple COO drops iPhone SDK hints at symposium」
REUTER 「Apple affirms iPhone target」
Goldman Sachs が開催した Technology Investment Symposium において, Apple の Timothy Cook 氏は,iPhone の目標(販売台数1000万)について「確たる自身がある(really good confidence)」と述べたそうだ.

Timothy Cook 氏の考える iPhone とは,プロダクトではなく「プラットフォーム」であり,SDK はそのプラットフォームをさらに押し広げるものであるということ.さらに,SIM アンロックの問題は,少なからずそうしたハッキングが存在するのは事実であり,たいしたことではないと主張する.
ハッキングに対しては,ソフトウェアなどで対策を講じているものの,iPhone をより多くの国々で提供することは我々の望むところでもある,とも述べている.
* * *
なるほどそういうことだったのか.これまで, iPhone は Apple ブランドの携帯端末という捉え方をしていたが,どうやらこれは考え直さなければならない.Apple は,さらに先の「モバイルフォンプラットフォーム」を目指していたのだ.
コンピュータの世界では,Mac,Windows,Linux など多様なプラットフォームが存在し,優れたソフトウェアが次々と生み出されている.Mac であれば, Safari ,Mail,iTunes といったソフトウェアがそう.我々は,優れたソフトウェアを知らず知らずのうちに享受し,コンピュータをより便利な道具として活用しているのだ.
では,ソフトウェアはどのようにして生まれるのか.もちろんそれは,開発環境 SDK ということになる.Mac であれば Xcode がそれにあたる.Mac でお目にかかるあらゆるソフトは,このような開発環境によって生み出されている.
おそらく Apple は,この考えをそっくり携帯電話に置き換えようとしているのだろう. iPhone というプラットフォームはすでに準備したので,次に iPhone 用の開発環境を提供する. これによって,プラットフォームそのものの価値が格段に高まり,競合に対してもアドバンテージとなる.
どんなに優れたハードウェア(携帯端末)であっても,その上で動くソフトウェアやサービスの質が低ければ,道具としての価値は見いだせない.この逆も然りである.市場には,こんな製品が溢れんばかりである.
Apple に期待したいのは,この混沌とした世界に新しい風を吹き込むことだ.
参考記事:
iPhone Atlas 「Apple COO drops iPhone SDK hints at symposium」
REUTER 「Apple affirms iPhone target」
| apple | 01:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















